夏休みの自由研究どうする?小学生の科目別にアイデアをご紹介

夏休みの自由研究のイラスト画像 暮らし

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ムギモン
ムギモン

こんにちは。ナニカラブログ管理人のムギモンです

全国のお父さん、お母さん。お子さまの保護者の皆様。

自分が小学生の時の「夏休みの自由研究」って何をやったか覚えていらっしゃいますでしょうか?

実は私はさっぱり覚えておりません・・・。

何しろ夏休みの宿題は28日くらいから猛追を仕掛けるタイプだったもんで、絵日記とか 「今日は特に何もしませんでした。」の割合が多かったような気がします。(一番ダメなタイプ)

そんな、ダメダメだった私がもし小学生に戻ったら、こんな夏休みの自由研究をやってみようかなーと思って考えつくものをまとめてみました。

そして、この記事にたどり着いたあなたはひょっとしてお子様の夏休みの自由研究にお困りなのでは?(もしかして本人かな?)

今はネタ本やネットを見れば、たくさん自由研究の題材が見つかりますので、きっとあなたはよりオリジナリティー高めのものをお求めなのでしょう。

ということで本日は、

このような方
  • 小学生のお子さまの夏休みの自由研究にお困りの保護者の方
  • 新学習指導要領にそった自由研究を知りたい方

に向けて情報をお伝えしていきます。

夏休みの自由研究をレジャー先(山・海・川)でしたい方はこちらが参考になるかもしれません。

※学年別ではありませんので、お子さまのご年齢、学年によってはハイレベルだったり、少し難しい部分があるかもしれません。あくまで参考までにご覧ください。

【新学習指導要領】これからの子供たちに求められる力とは

これからの未来を担う子供たちに必要とされる力にはどのようなものがあるのでしょうか?

文部科学省のホームページで調べてみました。どうやら「三つの力」が求められるようです。

ちょっとざっくりし過ぎていて分かりにくかったので、もう少し詳しく調べてみました。

なかなか興味深いですね。

また、改訂の経緯と基本方針については、このような記載がありました。

予測困難な社会の変化に主体的に関わり、感性を豊かに働かせながら、どのような未来を創っていくのか、どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかという目的を自ら考え、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となる力を身に付けられるようにすることが重要であること。

これからの未来を担う子供達に必要な能力は、今まで求められてきた能力にプラスして

このような力が求められる。
  • 自国/外国への理解と興味関心や外国語の習得
  • コンピューターサイエンスやデータ分析能力
  • 主体性や考える力、議論する力

でしょう。

これらのことを考慮して、夏休みの自由研究を科目別に考えてみましたのでご参考にしてみてください。

ちなみに、子供向けのプログラミング教室も増えてきており夏休みの自由研究で自作のゲームを発表する小学生も多いそうです。

こちらのサイバーエージェント監修 小学生向けプログラミング は体験授業があるので興味がある方ご覧ください。

また、こちらの本は私も読んでみましたが、子供たちはもちろんのことプログラミング初心者の大人にもオススメです。

お子さまと一緒に学びたい保護者の方にもピッタリだと思います。

科目別の夏休みの自由研究

お子さまが好きな科目や得意な科目から選んであげると、やる気が出そうですよね!というわけで、科目別の自由研究を考えてみました。

国語の自由研究

言葉の世界をイメージしたイラスト

国語は「読書感想文」がある学校も多いので、自由研究の題材に選ぶ方は少ないのではないでしょうか?

しかし、英語などの外国語を学ぶにしろ、理系の科目が得意にしろ、国語は論理的に物事を考える基本の力を養うための科目であり、他人と対話や議論をしたりコミュニケーションを取るための科目でもあります。

もし、お子さまが国語が得意であるならば、研究に選ぶのもよいと思います。

日本の夏の言葉・世界の夏の言葉

皆さまご存知の通り、日本の夏は暑いです。ということで、「夏」にまつわる日本語(季語)を探してきて、解説します。

例えば、「蝉時雨」

多くのセミが一斉に鳴きたてる声を時雨の降る音に見立てた語。

引用:wikipedia

これだけだと簡単なので、さらに「蝉時雨」に関連した有名な俳句や古文からの引用をつけます。

閑さや岩にしみ入る蝉の声(しずかさや いわにしみいる せみのこえ)松尾芭蕉

引用:wikipedia

こういった夏の季語をたくさん探してきて、絵や写真をつけたり、「蝉時雨」の「時雨」の意味をさらに調べたりしてアレンジします。

応用編

外国語が得意なお子さんだったり、興味を持っているお子さんは「世界の季語」を探してくるのはいかがでしょう。

その国に対する興味関心が深まりそうですよね。

あとは調べた夏の季語でオリジナルの俳句を作るのも粋ですね!

社会の自由研究

統計学をイメージしたイラスト

社会は自由研究の中でも、理科と並んでやりやすい科目ではないでしょうか。身近な物事の変化をデータとして捉えやすい科目です。

自分の住んでいる地域や日本、そして世界へと視野を広げ、関心を高めることのできる科目です。

僕たち私たちの町、昔と今。

お住いの地域の昔と今の変化を調査します。

地域の図書館に行けばたくさん資料が見つかりそうですね。

今と昔の変化は?
  • 人口の増加
  • 産業の変化
  • 地図を比べる
  • 地域のお祭り
  • マンホールの調査

    ・・・などなど

などが良いでしょう。

人口の変化などであれば、線グラフや棒グラフを作成して見やすい図表を作ります。

地図も30年ごとに見比べて気づいた変化を書いたり、現代風にグーグルマップグーグルアースを調べて重ねてみるのも面白でしょう。

夏の平均気温の変化を一緒にあわせてのせたり、生態系の変化をのせるのもいいですね!

マンホールの調査など町を歩いて調査する時は熱中症に気をつけてくださいね。

応用編

せっかく図書館にいくのでしたら、新聞記事も一緒に研究するのはいかがでしょうか。地域で、今と昔でどんなニュースがあったかを調べれば世の中に関心も生まれそう。

平均気温の変化や生態系の変化を調べるのであれば、一緒に地球温暖化などのテーマで考察をのせてみても。

さらにアクティブな子であれば地域のボランティアに参加するのもよいですね。

算数の自由研究

数学大好きな男の子の画像

算数の自由研究はほとんどされていないのではないでしょうか。

他の子とも被らなそうです。算数が大好き!というお子さんだったらぜひ力を伸ばしてあげたいですよね。

数の不思議。面白い数の研究

「面白い数の研究」はどうでしょうか。

例えば、11,111×11,111の答えは

=123,454,321 となり、上から読んでも下から読んでも「12345」となります。

このような、面白い数をできるだけたくさん探してまとめます。

サイコロの確率

サイコロの目は1から6までありますが、本当に同じ確率で目が出るのでしょうか?

10回くらい投げると1・2・5・4・5・5・1・2・2・1などと、偏って(3と6が出なかった)いるのに、たくさん投げるとだいたい6分の1の確率で安定してきます。

100回や200回と回数を重ねていくと、確率はどのように変化していくのか記録します。

正多面体の工作

正多面体の工作はどうでしょうか?詳しく学ぶのは高校数学の範囲のような気がしますが、工作だけあれば比較的簡単です。

実は、正多面体には正四面体、正六面体、正八面体、正十二面体、正二十面体の五種類しかないのです。

正多面体のイラスト

これらをボール紙や透明なプラ板で作成します。

作成にあたって角度や長さをはかる必要がありますので、その過程を記録します。サッカーが好きだったり、手先が器用なお子さんであれば、正五角形と正六角形から作られるサッカーボール状の立体を作るのも面白そう!

作成にあたり参考となりそうなサイトのリンクを貼っておきます。

参考:正多面体の展開図

参考:サッカーボールを作ってみよう

理科の自由研究

宇宙や星のイメージイラスト

理科の自由研究が一番多そうですよね。インターネットで調べてもたくさんネタが出てきます。

朝の天気と夜の星の関係

星や星座の観察の自由研究はいかがでしょうか。でも、これだけだと普通ですよね。

そこで、天気予報と星の見え方の研究をします。毎朝、新聞やネットなどで天気予報を調べて詳しく記録をとります。風の強さなど一見すると星の見え方とは関係なさそうな要素も記録しておくと良いでしょう。

そして、夜になったら星を観察します。毎日、定位置から観察するとより研究っぽいですね!

朝に記録した詳しい天気予報がどのように夜の見え方に影響を与えたかをまとめます。

その結果から例えば「風は星の見え方には影響を及ぼさないが、雲の多さは星座の見え方に影響を与える」など様々な視点から分析します。

応用編

プラネタリウムにいって宇宙についてもっと詳しく知るのも良い経験になるでしょう。星の観察にプラスして太陽系についてもっと詳しく調べるのはワクワクしそうですね!

あとは、夏の星座に関係する世界の神話やエピソードをつけると単なる理科の研究を超えて文化的な興味を引き出せそうですね。

レジャー別で書いた自由研究は「理科」がメインなので参考にしてみてください。

楽しくやろう!自由研究

子供たちが大人になっている頃、どのような未来になっているのでしょうか。

ダボス会議が研究した結果によると “今の子供たちが将来働くときに就く職業が現在存在しない確率は65%” だという驚きの数字も発表されており、きっと今の子供たちは、私たち大人の常識を超えて活躍しているのでしょうね!

少し長いのですが、新学習指導要領の改訂の経緯と基本方針から、抜粋した一文を載せておきます。

今の子供たちやこれから誕生する子供たちが,成人して社会で活躍する頃には,我が国は厳しい挑戦の時代を迎えていると予想される。生産年齢人口の減少,グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等により,社会構造や雇用環境は大きく,また急速に変化しており,予測が困難な時代となっている。また,急激な少子高齢化が進む中で成熟社会を迎えた我が国にあっては,一人一人が持続可能な社会の担い手として,その多様性を原動力とし,質的な豊かさを伴った個人と社会の成長につながる新たな価値を生み出していくことが期待される。こうした変化の一つとして,人工知能(AI)の飛躍的な進化を挙げることができる。人工知能が自ら知識を概念的に理解し,思考し始めているとも言われ,雇用の在り方や学校において獲得する知識の意味にも大きな変化をもたらすのではないかとの予測も示されている。このことは同時に,人工知能がどれだけ進化し思考できるようになったとしても,その思考の目的を与えたり,目的のよさ・正しさ・美しさを判断したりできるのは人間の最も大きな強みであるということの再認識につながっている。このような時代にあって,学校教育には,子供たちが様々な変化に積極的に向き合い,他者と協働して課題を解決していくことや,様々な情報を見極め知識の概念的な理解を実現し情報を再構成するなどして新たな価値につなげていくこと,複雑な状況変化の中で目的を再構築することができるようにすることが求められている。

テクノロジーが発達しても、人間の「考える力」「感受性や感性」「他者との共感や理解」がなくなるわけではありません。

子供達が活躍できる素晴らしい未来であって欲しいですね。

自由研究も、様々な興味をもって楽しくやるのが一番だと思います!大人の私たちより鋭い視点があるかもしれませんね。

ムギモン
ムギモン

子供に戻ったら、夏休みの宿題は早めにすませたい!

熱中症に気をつけて楽しい夏休みにしてください。

ムギモンでした。

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